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X-ファイル・セカンド プロモーションビデオ

X-ファイル、セカンドシーズンがビデオリリースされた際のプロモーションビデオです。

FBI HQ
現代科学では解明できない事件が、この世には確かに存在する。
合衆国ワシントンDCにそびえるアメリカ連邦捜査局FBI本部。
そこには、これら未解決事件のファイルが極秘に保管されているという。
X-ファイル
我々の目に触れることもなく、闇から闇へと葬り去られようとする謎のファイル。
人はそれを「X-ファイル」と呼ぶ。
舞い踊るコピー用紙
(シーズン1の「影」のワンシーンのように書類がバサバサと宙を舞って、次々にファイルロッカーに吸い込まれていくところから始まる)
Xの文字
(くわぁぁーーーっと寄ってくる「X」の文字)
THE X-FILES
(ババーンとタイトル表示)
モルダーの紹介
捜査官 フォックス・モルダー。
FBIの犯罪アナリストとして活躍中に、偶然X-ファイルを発見。
以来、危険も顧みず未解決事件に取り組んできた。
スカリーの紹介
捜査官 ダナ・スカリー。
医学博士としてFBIアカデミーで教職に就いていたが、上層部の命令でモルダーの補佐に抜擢された。
真実はそこにある
シーズン1、ハイライト
配属以来、さまざまな超常現象に直面してきた2人だが、確固たる物的証拠もつかめぬまま歳月は過ぎた。
しかも、彼らが唯一信頼を寄せていた情報提供者、ディープ・スロートは暗殺されてしまう。
「X-ファイル」は閉鎖された。
真実への扉は封印されたのである。
誰も信じるな
X-ファイル・セカンド
X-ファイル・セカンド
パスワード入力
(BGMも無く、無音の中で「リトル・グリーン・マン」のカタカタとパスワード入力を試すシーンが流れる)
真実を垣間見ようとする者よ、
(いつもはタグライン「THE TRUTH IS OUT THERE」が表示される場面をバックに)
真実を垣間見ようとする者よ、
すべてを否定せよ。
すべてを否定せよ。
X-ファイル・セカンド(タイトル)
X-ファイル・セカンド
エピソード・ガイド
エピソード・ガイド
エピソード201
FBI HQ
アレシボ
ワシントンD.C.、FBI本部。
X-ファイルの閉鎖に伴い、モルダーとスカリーは別々の部署に配属された。
その頃、プエルトリコのアレシボ天文台では、宇宙から謎の信号を受信していた。
解読の結果、それはボイジャー1号に搭載された宇宙人へのメッセージと同じものであると判明した。
エピソード202
宿主1
宿主2
ニュージャージー州ニューアーク。
下水道で男の変死体が発見された。
腐乱による損傷が著しく、死因は不明。
胆のう付近には、ウズ虫が寄生している。
右腕の入れ墨からロシア人の水夫と判明。
この男が乗っていたのはチェルノブイリの核廃棄物運搬船であった。
エピソード203
血液のシーン
拡大鏡を覗き込むローン・ガンメン
ペンシルベニア州フランクリン。
逮捕歴もない善良な市民が、次々と大量殺人事件を引き起こした。
犯人は全員その場で射殺されたため、殺害の動機は不明である。
彼らを殺人鬼へと駆り立てたものは何か。
市街地で採取したハエの死骸からは非認可の農薬が検出された。
エピソード204
ニューヨークの夜景
殺された博士の新聞記事
ニューヨーク州ニューヨーク。
火災の通報を受けた消防士が現場に急行した。
ところが、火はおろか、煙の痕跡すら見当たらず、第一通報者はすでに息絶えていた。
死亡したのは睡眠研究所の医学博士。
その遺体は、生理学的に焼死体と全く同じ反応を示していた。
エピソード205
犯人が立てこもる銀行
人体実験の痕
バージニア州リッチモンド。
精神障害で入院中の患者が医師を人質に脱走した。
男は、宇宙人から人体実験を受けたと主張。
分裂症による妄想の疑いが強い。
数時間後、患者は逮捕されたが、その体内からは不可思議な金属片が摘出された。
エピソード207
壁に残された血文字
日光を恐れる男
カリフォルニア州ロサンゼルス。
頸動脈を噛み切られた惨殺死体が発見された。
壁には聖書の一節が記されており、異常心理が引き起こした犯行と思われる。
血液銀行に侵入した男を容疑者として逮捕。
彼は自分を「吸血鬼」と称している。
エピソード209
火山
ピーター田中
オレゴン州カスケード山脈。
火山探査プロジェクトの研究員が変死体で発見された。
肺に吸引された微量の胞子が急激に巨大化したものと思われる。
この生物の基本構造は原子番号14、ケイ素で構成されていることが判明した。
エピソード210
発見された裸の青年
加工肉
ウィスコンシン州デルタグレン。
菜食主義を唱えるカルト教団の聖地で、未成年者の失踪事件が続発した。
被害者は1日あまりで保護されるものの、誰もが記憶喪失にかかっている。
彼らの体内から検出された物質は、地元酪農家が使用するホルモン剤と同一のものであった。
エピソード211
ベッドに縛られる看護師
きのこの栽培
マサチューセッツ州ワーチェスター。
養老院の看護婦が勤務中に暴行を受けて病院に収容された。
彼女は目に見えない存在にレイプされたと主張している。
院内に漂う異様な気配。
その地下室では無数のキノコが栽培されていた。
エピソード212
オーブリー
かつての殺人事件の資料
ミズーリ州オーブリー。
胸に「SISTER」という文字を刻みつける殺人鬼が出現した。
この町では、53年前にも全く同じ猟奇事件が起こっている。
半世紀を経て発掘されたFBI捜査官の肋骨には、「BROTHER」という文字が刻まれていた。
エピソード213
墓地
掘り返された少女
ミネソタ州ミネアポリス。
埋葬されたばかりの遺体が次々に冒涜されるという事件が発生した。
狙われるのは決まって若い女性の死体。
髪の毛は刈り取られ、爪も剥がされている。
あまりの残虐さに動揺するスカリー。
彼女は原因不明の幻覚に苛まれていた。
エピソード214
黒魔術
暗闇に光る扉
ニューハンプシャー州ミルフォードヘブン。
森林で高校生が殺害された。
目と心臓をえぐり取られた惨殺死体。
現場には黒魔術の呪文が残されている。
この地では悪魔崇拝のグループが密かに活動を続けていた。
目のアップ
セカンドのパッケージ
セカンドのパッケージ7巻まで
特別インタビュー
特別インタビュー
DAVID DUCHOVNY
DAVID DUCHOVNY
デイビッド・ドゥカブニー
Q:X-ファイルの魅力とは?
神秘的な事柄をリアルに描くところだと思う
Q:X-ファイルの魅力とは?
神秘的な事柄をリアルに描くところだと思う。真実味がなければ滑稽になってしまうからね。UFOやエイリアン、超常現象を露骨に出さずに、その「存在」を感じさせる見せ方をしている。
Q:超常現象を信じる?
UFOは信じ難いね
Q:超常現象を信じる?
UFOは信じ難いね。見たことないから。僕が信じられるのは異星人ではなく、人間が起こす超常現象、サイコキネシスやデジャブの類だね。誰もが時折、思うことだけど、この世には物証的でない事柄もあるはずだ。前世の記憶とかデジャブ、夢が解き明かす潜在意識とかね。
Q:モルダー役について
僕自身はUFOを信じないから
Q:モルダー役について
僕自身はUFOを信じないから、「信じてるフリをするのが大変でしょ」と言われる。モルダーはUFOを見てるし、妹を宇宙人に誘拐されたと信じてる。その役に成り切れば自分自身との矛盾は乗り越えられる。
それよりも一番苦労するのは、捜査官に成り切ることだ。自分とは似つかないタイプの人間像、百科事典なみの知識を身につけた人物だからね。
番組制作のタイトなスケジュールの中で膨大な資料を読み、その世界に馴れ親しまないと、それなりの演技はできない。

GILLIAN ANDERSON
GILLIAN ANDERSON
ジリアン・アンダーソン
Q:X-ファイルの魅力とは?
たくさんあると思うわ
Q:X-ファイルの魅力とは?
たくさんあると思うわ。ストーリーと、作品自体が持つ独特のムード、照明のトーンやSFXが好きだという人もいるし、題材が時代に合っていることも挙げられるわ。
超常体験をした人たちもファンになってくれたし、様々な人々を惹きつけ共感させる、多面性を持った作品だと思う。
Q:超常現象を信じる?
信じるわ。半分位ね
Q:超常現象を信じる?
信じるわ。半分位ね。
人間の持つ秘めたるパワーというものを信じるわ。私たちが充分にその能力を使っていないってことも。
たとえば人の心を読んだり、体内の熱を上昇させて火を起こせるのかもしれない。物を動かしたりね。そういうことは信じるわ。
Q:スカリー役について…
彼女は疑り深いから、私とは正反対のキャラクターね
Q:スカリー役について…
彼女は疑り深いから、私とは正反対のキャラクターね。挑戦しがいのある役だわ。
物事に対して、私とは逆の反応を示す人物でしょ?
心を閉ざして、目の前の出来事さえ受け入れない。頭の上をUFOが飛んでも、スカリーなら「飛行機だ」というわ。
ものの見方が違うの。
Q:大ヒットを確信してた?
いいえ、そんなことはないわ
Q:大ヒットを確信してた?
いいえ、そんなことはないわ。
誰もここまでヒットするとは思ってなかったと思う。なんとか流れに乗って進んできただけなのに、どんどんいい知らせが入ってきた。
製作総指揮のクリス・カーターは、生活の99.9パーセントをX-ファイルに捧げてるの。脚本と制作、時には監督までして、自分の夢を叶えたの。彼の努力は称賛に値するわ。

CHRIS CARTER
CHRIS CARTER
クリエイター/製作総指揮 クリス・カーター
Q:第1シーズンの結末について…
振り出しに戻って考えてみた
Q:第1シーズンの結末について…
振り出しに戻って考えてみた。
そもそもスカリー捜査官はX-ファイルを潰すため、モルダーのもとに送り込まれた。その要素に、なんらかの決着をつけたかった。それが最終回でやりたかったことの一つだ。その方法を、ずっと頭の隅で考えてた。
それに、「宇宙人との混血もの」も、いつかやりたいと思ってた。だから、その2つの要素を組み合わせた。
エンディングについては、TVシリーズの主役というのは、危険な目には遭っても死ぬことはない。看板スターだからね。だから準主役のディープ・スロートを殺した。
反対する人もいたけど、僕が示したかったのは「何でも起こり得る」。
誰が死んでも不思議ではないということ。X-ファイルの緊張感を高めるためにもね。
Q:第2シーズンの特色は?
大きな違いはないと思うけど
Q:第2シーズンの特色は?
大きな違いはないと思うけど、クオリティは高くなってる。一貫した流れが出来てきたしね。
第1シーズンは、実験的に色々試してみた。セカンドに入ってからは、作品作りのコツが分かってきた。最初の8話までにヤマ場を一つ作っているんだ。
1話目は第1シーズンの結末を受けての展開。X-ファイルは閉鎖されたままで、モルダーとスカリーは離ればなれの状態だ。
そして5話目でスカリーの運命に異変が起きる。
8話目で「ある解決」をみるけど、これ以上は言わないよ。
Q:役者選びの秘訣は?
誰もが知っているような大スターを起用しないこと
Q:役者選びの秘訣は?
誰もが知っているような大スターを起用しないことかな。スターは高くつくし、時間の拘束ができない。それに現実味がなくなる。その人自身のイメージがどうしてもつきまとってしまい、X-ファイルの核であるリアリティが薄れてしまう。
「あなたにも起こり得る」というのが、僕の描きたいことだから。
Q:ストーリーの作り方は?
決まったスタイルはないよ
Q:ストーリーの作り方は?
決まったスタイルはないよ。イメージが先行することもあり、ある事件からひらめくこともある。要はそれをどう「ふくらませる」かだ。
ネタそのものをメインにしたり、単なる味付けに使ったり、様々だね。オカルト作品も、ネタの組み込み方次第でユニークなものとなる。
THE X-FILES(タイトル)
THE X-FILES
日本の皆さん、こんにちは。
デイビッドア「日本の皆さん、こんにちは。ビデオでお目にかかれるのを、そしていつか日本で会えるのを楽しみにしています」
第1シーズン、楽しんでいただけましたか?
ジリアン「第1シーズン、楽しんでいただけましたか?
セカンドも、その次もその次も…。どんどん面白くなりますから、楽しみにしてね」
第1シーズンより面白いですよ。
クリス「第1シーズンより面白いですよ。きっと気に入ると思います。でも、セカンドの次もスゴイよ」

ファーストシーズンのときは、このビデオの前半部分のエピソードガイド的なものは他の映画の予告の一部としてレンタルビデオに収録されたりしていましたが、セカンドでは個別の無料ビデオとしてレンタルされてました。(ファーストのときも単独レンタルのビデオがあったのかもしれませんが、私は見たことない・・・)
各エピソードは、矢島正明氏のナレーションで「○○州×××」と、普段観ている時にはあまり気にすることの無い地名の紹介から入り、こんな超常現象が・・・みたいなテンプレで紹介されています。(ビデオ各巻の最後にあった、次巻予告をつなぎ合わせた感じ)
ちなみに、このビデオの最後の日本向けのメッセージは、X-ファイル コンベンションでも流れていました。

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