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X-ファイル ザ・ムービー スペシャル

映画版「X-ファイル ザ・ムービー」公開時に、テレビ東京およびCS放送CSN1ムービーチャンネル(現ムービープラス)で放送された特別番組を紹介しています。
テレ東版は吹き替えながら半分くらいの時間に端折られていて、サントラの話などがすべてカットされていたので、CS版をベースに書き起こしています。

「X-ファイル ザ・ムービー」スペシャル。今日ここに映画の真実が明かされます。
ホスト:マーティン・ランドー
「X-ファイル」は、1993年にクリス・カーターが制作。
毎回、二人のFBI捜査官、モルダーとスカリーが未解決事件の謎を追います。
科学や常識では説明できない、不可解な事件です。
クリス・カーター「異星人による誘拐やUFOの目撃。超常現象などの記事を読み、そういう物を扱う捜査機関が必ず存在すると考えたんだ。一人は信じやすく、もう一人は懐疑的だ。この図式が番組の前提になっている」
ロブ・ボウマン「超常現象を追うモルダーの情熱と信念が番組の核になっている」
デイビッド・ドゥカブニー「モルダーは妹を異星人に誘拐されたとずっと信じている。彼が12歳で、妹が8歳のときのことだ。そり依頼、彼はUFOを追うことに人生のすべてを賭けてきたんだ」
ロブ・ボウマン「モルダーは勘だけを頼りに謎を追い、スカリーはそれを科学的に立証しようとするんだ」
デイビッド「とにかくいろんな体験を」
ジリアン・アンダーソン「事件を通じて二人には強い絆が」
マーティン「1997年6月、映画版【X-ファイル】の撮影が始まりました。でも、意外性を保つため、厳重な緘口令が敷かれました」
誰も信じるな
ウィリアム・B・デイビス「映画の筋? 話したら殺される」
デイビッド「いまは何も言えない」
ブルース・ハーウッド「何も聞かないでくれ」
ジリアン「いくら頼まれても教えられないわ」
ミッチ・ビレッジ「・・・・(ニヤリ)」
テリー・オクィン「すへでは見てのお楽しみだ」
ダニエル・ザックハイム「それはクリスに聞いてくれ」
クリス「テレビではシーズン5が続いている。だから、番組の興味をそがないためにもストーリーの行方は秘密にする必要がある。普通の映画と違って、その辺に苦労があった」
真実はそこにあるのか?
クリス「”スポイラー”と名乗るグループがいて、いろんな手段で筋を探ろうとしている。だから、コピーできないよう台本を赤い紙に印刷したり、結末を書くのを遅らせたりと、こちらも予防措置をとった。映画を楽しみにしている多くのファンのためにも、秘密は守る必要がある」」
マーティン「でも今夜は特別です。公開が迫ったいま、差しさわりのない範囲で一部をご紹介しましょう」
クリス「番組が始まってから5年たち、ファンのために何か贈り物をしたいと考えたんだ。もちろん、ファンだけではなく、テレビを見ていない人でも楽しめる映画だ」
デイビッド「【X-ファイル】を一度も見たことがない人でも、十分に楽しむことができる。予備知識は必要ないんだ」
フランク・スポトニッツ「初めて見る人にも理解でき、満足できる映画にしたかった。だから、ストーリーを考えるときは、それを前提にアイデアを練り上げた。でも、番組を見続けてきたファンは、これまでの謎に対する答えを期待している。それにも十分に応えたつもりだ」
ロブ「この5年間、何度も見え隠れしてきた陰謀の正体を、どこかで明らかにしていく義務が僕らにはある」
ロブ「映画の冒頭、モルダーは不審な点に気づく」
ジリアン「スカリーとモルダーは、爆破事件の責任を追及されるの」
デイビッド「不審な死体が出てくるんだ」
クリス「50年ほど前からの陰謀が浮上してくる。政府による隠蔽工作が行われていた」
ロブ「最大の事件、最大の障害が二人を待ち受けている」
(ナレーション)続いて、ファンの声をご紹介します
マーティン「当初、一部のマニアの間たけで評判だった【X-ファイル】は、3000万人が見る人気番組になりました。そこで、番組のファンとして知られる著名人に、その理由を語ってもらいました」
(シンプソンズの出演シーン)
スティーブン・キング「先週、息子が結婚し、その晩、招待客全員がホテルの部屋に集まって、ギュウギュウ詰めになりながら【X-ファイル】を見た」
シェール「ストーリーがとても良くできているわ」
ルーク・ロバイタル「周りで評判だったんで見てみた。人気になった理由がすぐ分かったよ」
デイブ・グロール「ツアーで忙しくなる前は、とにかく毎週、一度も欠かさず見ていた」
ジョー・ペリー「ツアー中は録画ビデオを送ってもらい、それを見ている」
ウィル・ウィートン「友達もみんなファンで、いつも話題にしている」
クリス・カッタン「丁寧に作られていて、毎回見ごたえがある」
ケビン・グリフィン「ストーリー展開が毎回新鮮だから、飽きがこないんだ」
ジェフ・ルソー「陰謀物が好きだ。僕自身、政府なんて信用してないからね」
メリサ・エサリッジ「奇想天外で結構よ。最後までついていくわ」
スティーブン「僕の方からクリスに連絡した。そして、書かせてもらったのが女の子と人形の話だ」
エリック・カロス「掃除機のセールスマンがモルダーの妹を誘拐したと述べる話が一番好きだ」
ジェフ「スモーキング・マンが最高だ。彼こそ本当のディープ・スロートだ」
リチャード・パトリック「彼は政治指導者から異星人まで片っ端から殺し、その体験を本に書いて作家になろうとするんだ」
シェール「出演を依頼されたの。後で作品を見て、出ればよかったと後悔したわ」
メリサ「人種を越えて、人間性に訴える力があるわ」
(様々な言語に翻訳される「X-ファイル」)
ジョン・ネヴィル「カリフォルニアやカナダは当然として、英国でもすごい人気なんだ」
ウィリアム「ミラノのドアマンにサインを求められてびっくりした」
フランク・スポトニッツ「最初は僕の友人でさえ見てなかった。でも、そのうちファン大会まで開かれるようになった」
ミッチ「大会にも出たし、ヨーロッパにも行った。どこでも圧倒されるほどの歓迎を受けたよ」
ジリアン「急に忙しくなったわ。記者会見やインタビュー、雑誌の仕事、写真撮影などが次々と・・・」
ウィリアム「エレベーターに乗ってたら、知らない女性が【X-ファイルの中の悪役にそっくりだわ!】と。本人だと分かったら、大喜びしてた」
ブルース「インターネットで僕が人気になったので、再度出演することになったんだ」
ジリアン「これほど評判になるなんて、考えてもいなかったわ」
デイビッド「僕らはいつも自分たちのやりたい事をやってきた。それが結果的にファンを満足させたんだ」
ダニエル・サックハイム「驚きだ。クリスはいまでも夢じゃないかと言ってる」
マーティン「異星人、政府の陰謀、未知の謎と不可思議。人々は【X-ファイル】のどこに魅かれるのでしょうか」
クリス「ボストン茶会事件の昔から、政治的陰謀のイメージは人々の心に植えつけられている」
ジリアン「政府が秘密を抱えていることは、歴史を見れば明らかだわ」
ホイットリー・ストリーバー「別の情報源を使って常にチェックする必要がある」
マット・ラウシュ「人々が政府を信用しないのは、嘘や腐敗のニュースが絶えないからだ」
フランク「世の中が複雑になりすぎて、誰もが真相をつかめなくなっているんだ」
ロブ「誰もが不安なんだ。不公平感や政治家への不信。国税局への不満・・・。そうしたものが根にある」
ピーター・バンザリーノ「産業も政治も医学も、巨大すぎて一般の人には理解しがたいところがある。妄想症の歴史を見ても、先端技術は常に恐怖の対象になってきた」
ブルース「どこかに絶対的な真実があると考えるのも、一種の妄想なんだと思う。すべてがどこかに結びついていると考えがちなんだ」
フランク「陰謀説が受ける理由もそこにある。誰もが納得できる答えを欲しがっているんだ」
クリス「【X-ファイル】は異星人やUFOだけでなく、超自然や霊的なものなども扱っている。目に見えない世界への関心は、万人に共通しているんだ。
フランク「誰もが明確な答えを求めている。疑問を解いてくれる魔法のカギが欲しいんだ」
クリス「【真実はそこにある】を【神はそこにある】と言い換えてもいい」
ホイットリー「【X-ファイル】はフィクションということになっているが、そこに現実の姿が投影されているのは確かだ」
ウィリアム・ギブスン「【X-ファイル】に描かれていることより、現実の方がはるかに恐ろしいのかもしれない」
スティーブン・ザッカー「精神療法で心の深奥を覗くように、未知の世界を覗かせてくれるんだ。エイリアンは自分自身の心の中にいるのかもしれない」
ウィリアム「本当に恐ろしいのは、人間が【ポストヒューマン】化し、地球が【宇宙人の星】になってきてることなんだ」
マット「権力への不信や道への恐怖だけでなく、【X-ファイル】には希望が描かれている。どこかに救いを感じさせるんだ。だからこそ、ただ暗いだけの番組にならずに済んでるんだ」
(ナレーション)番組はまだ続きます。次は主演の二人が撮影の裏側を案内します。
マーティン「【X-ファイル】の製作者たちは、毎週のようにみなさんに夢や悪夢を提供してきました。そしていよいよ、テレビから映画へと舞台は移ったのです」
デイビッド「僕らはこれまでも毎週、映画のつもりで番組を作ってきた」
ロブ「毎週、前回より良いものを作る意気込みで、一歩ずつ前進してきた」
フランク「【エイリアンを巡る国際的な陰謀】というアイデアは元々スケールが大きくて、映画のような大画面にふさわしいんだ」
ダニエル「映画を作る以上はこれまでよりダイナミックな映像にしないと意味はない。映画は画面も大きいし、映像的にも多彩な表現が可能なんだ」
クリス「大がかりな映像を作りたかった。テレビでは行けないような場所でロケし、ストーリー展開もはるかに大規模なものになった」
ロブ「脚本はクリスが書いた。彼はアイデアを5年前からずっと暖めてきたんだ」
デイビッド「最初のころから見ると【X-ファイル】はすごく進歩し、洗練されてきた」
ジリアン「クリスはこの番組の生みの親だから、全体像から細部のシーンにいたるまで、何が重要かすべて分かってるの」
ロブ「今回は、僕の映像感覚を最大限に発揮したかったし、クリスもそのつもりで脚本を書いてくれた」
(撮影風景)ロブ「あの位置でスカリーを左のフレームに入れ、振り向いたらカメラを動かしてくれ」
デイビッド「ロブとはもう4年近く一緒に仕事をしているから、お互いに何を考えてるか分かるんだ」
ジリアン「彼は俳優の気持ちが分かってるし、どう演じたらいいか細かな点まで具体的に指示してくれるの」
(撮影風景)ロブ「そこでブレーキを踏むと、カメラが揺れて、良い感じになる」
ロブ「【もう一度】という場合でも、説明するまでもなく、なぜ撮りなおしが必要か、すぐ理解してくれる。そういう関係だからこそ、妥協せずにいい仕事ができるんだと思う」
クリス「デイビッドとジリアンを初めて映画のスクリーンで見たときは、あまりにも大きいのでびっくりした。でも、しばらくして気がついたんだ。彼らはいまや立派な【映画スター】なんだってね。ふたりとも、期待以上に生き生きと演じてくれた」
マーティン「画面が大きくなれば、活動の幅も広がります。アクションシーンもふんだんに登場。二人はそのほとんどを自分で演じました」
デイビッド「さまざまな障害が二人を待ち受けるんだ」
ジリアン「テレビよりも危険なシーンが多かったわ」
デイビッド「肉体的に、かなりキツかった。登ったり、走ったり・・・」
ジリアン「持ち上げたり、穴に落っこちたり・・・」
ロブ「スリ傷や打ち傷、徹夜での撮影。灼熱の砂漠に氷点下のスタジオ・・・」
デイビッド「最悪の条件だ」
ロブ「スタジオ内は零下2度、外は40度。倒れなかったのが不思議だ」
ジリアン「大画面に負けないよう、思いっきり演技しないと・・・」
デイビッド「血マメだらけになった」
ロブ「二人とも、よくやったよ」
デイビッド「低空飛行するヘリコプターが頭上すれすれに迫ってくるんだ」
デイビッド・パリス「モルダーたちは、入ってはいけない場所に侵入したため、ヘリに狙われてトウモロコシ畑を逃げるんだ」
クリス「アクション・シーンをそれらしく見せるには、スタントマンを使わずできるだけ主役本人が演じた方がいい。【X-ファイル】の場合、二人とも若くて運動神経があるし、進んでやってくれている」
デイビッド「こういうシーンは演じる必要がない。騒音、恐怖、風、悲鳴、その中に身を置けばいい。身をもってその場を切り抜ければいいんだ」
ジリアン「緊迫感がたまらないわ。同時に何台ものカメラが回って、あらゆる角度から撮影してるの」
(ナレーション)続いて特殊撮影をご紹介します
マーティン「超常現象を扱う性質上、【X-ファイル】には特撮が欠かせません。今回の映画でも、数々の特殊撮影が行われました。そのひとつが、25階建ビルの爆破です」
デイビッド「爆破シーンの撮影には何日もかかった」
ロブ「とにかく徹底的に破壊し、それを逃さずカメラに収める必要があった」
ポール・ロンバルディ「テロリストがビルの内部に何百キロもの爆薬を仕掛けたという設定だ。爆破が起きると、ここはすべて破片で覆い尽くされ・・・」
ポール「この机は窓の外に吹き飛ばされる。火炎が15メートルほどの高さで吹き上がり、その後、煙が広がる」
ポール「この車は仕掛けがしてあり、爆破の瞬間に後ろのガラスが割れ、車体が持ち上がるようになってる」
(ナレーション)命がけの撮影のため、実際の車の運転はスタントマンが担当しました。
ジョン・エブスタイン「ボタンを押すと車がジャンプし、同時に窓が吹き飛ぶんだ」
ジョシュ・マクラグレン「撮影の前にもう一度確認したい。ポールの話では、爆破の際、破片がこの方角に飛んでくる可能性がある。ケガ人が出たときには、医療班に任せるように。直接撮影を担当するスタッフ以外は、向こう側に退避してもらいたい」
ジョシュ「みんな、用意はいいかな? 撮影開始。アクション」
ジョシュ「カット! みんなまだ動かないように」
ロブ「このシーンは、全部で14台のカメラを使って、さまざまな角度から撮影した」
(ナレーション)第一段階は終了。デイビッドとジリアンの出番です。
ポール「これから車内にいる二人のアップを撮影する。後で爆破のシーンに組み込むため、車の後部で炎をあげさせてるんだ」
デイビッド「まるで遊園地でジェットコースターに乗ってる気分だった。普通、本番の前にはテストを繰り返すが、こういうシーンの撮影はぶっつけ本番の方がいい。テストをして慣れるより、むしろ生の反応を撮ったほうがいいんだ」
ジリアン「車が炎に包まれる場面、車体が跳ね上がる場面…ひとつのシーンにもいろんな撮影が」
(ナレーション)実写の撮影が終わると、今度は模型を使った撮影とコンピュータ処理の番です。
マット・ベック「ビルの爆破シーンの撮影には、さまざまなミニチュアが使われた。カメラを通して見ると、まるで本物のビルが爆破したように見える」
ジョン・ウォッシュ「視覚効果にはいろんなプロセスがある」
ジョン「そのひとつが画面の合成だ。例えばこの映像を、コンピュータで処理して背景のブルーの部分を消し、実写の風景をはめ込む。そうやってテキサスのビルを作り出したんだ」
マット「さまざまな方法で爆破の映像を撮影し、それを合成して最高のシーンを作りあげた」
(ナレーション)この後は音楽の紹介と、スティング&アスワドの演奏です。
マーティン「【X-ファイル】はテーマ曲もよく知られています。今回は、ローリング・ストーンズの曲の製作でも知られる、ダスト・ブラザーズが再アレンジを行いました」
マーク・スノウ「パート別に録音した曲を彼らに送って、手を加えてもらった。彼らはプロデューサーとして優れた才能を持ってるし、いまの時代にぴったりの素晴らしい曲に仕上げてくれた」
マイク・シンプソン「もとの曲が素晴らしいから大変だったけど、やりがいもあったよ」
クリス「ちょっと変わった感じのする曲を、とてもシャレた曲にアレンジしてくれた」
マーク「85人編成のオーケストラで演奏したんだ。同じ曲とは思えないくらいスケールが大きくなった」
クリス「いつもシンセサイザーの前に座ってるマークがオーケストラを指揮してるんだ。とても新鮮な感じがしたよ」
マーク「テレビと違い、映画はサイズも迫力も全然違うんだ」
ロブ「音楽の役目は、感情を伝えやすくすることにある」
マーク「クリスが僕に求めたのは、メロディーではなく効果を高めるためのサウンドなんだ」
クリス「メロディックなものではなく、むしろ耳障りでマイナーなサウンドを要求した」
マーク「おなじみの電子音とオーケストラが混ざり合い、狙いどおりの迫力とスケールを演出することができた」
ロブ「映画らしく荘厳でロマンチックでスリリングな音楽に仕上がった」
マーティン「この映画には、スリー・ドッグ・ナイトの歌詞が出てきます」
(劇中の会話)
バーテン「86はラッキー・ナンバー」
モルダー「1は孤独なナンバーだ」
マーティン「今回はフィルターがこの曲を演奏。【X-ファイル】のアルバムの1曲に加えられました」
クリス「スリー・ドッグ・ナイトは子供の頃から好きだった」
リチャード・パトリック「クリスが僕らに歌わせようと考えたんだ。最初はあまり乗らなかった。でも歌ってみたらゾクゾクする感じで、すごく気に入った。このアルバムではさまざまな歌手が【X-ファイル】をテーマにした曲を歌ってるんだ」
クリス「それぞれが番組を勝手に解釈していて、そこが面白い」
レイ・マンザレク「クリスはドアーズとXのファンで、おまけに番組のタイトルが【X-ファイル】。だからXの曲を使うのはごく自然の成り行きなんだ」
ジョン・ドウ「ドアーズの曲が欲しくて僕らに依頼があったんだ」
クリス「フー・ファイターズは以前にも【X-ファイル】のアルバムに参加した。今回はモルダーとスカリーの関係をテーマに、全然イメージの違う曲を歌ってくれた」
デイブ・グロール「僕らのバンド名はUFOを意味してるんだ。まんざら縁がないわけじゃないし、映画の話を聞いて再集結したんだ」
クリス「個性的な曲が集まって、いいものができた」
ジェフ・ルソー「クリスがバンド選びを自分自身でおこなったと聞いて、光栄に感じた」
エマーソン・ハート「【X-ファイル】のファンだから嬉しかった」
ケビン・グリフィン「曲も気に入ってもらえたし、最高にいい経験ができた」
クリス「どこに興味を持って曲づくりをするか、みんな違ってて面白かった」
マーティン「それではお待たせしました。【X-ファイル】のアルバムから、スティング&アスワドの演奏を。曲は、ポリスの名曲「インビジブル・サン」です。
(字幕は「インビジブル・サイト」と誤植)
(♪~ インビジブル・サン)
(ナレーション)番組はさらに続きます。
マーティン「いよいよ映画が公開になります。いくつかの答え、これまで毎週見続けてきた番組のX倍のスリル・・・」
ジリアン「【X-ファイル】のファンの期待は決して裏切らないわ。最高に楽しめる映画よ」
ロブ「ファンには待望の【答え】を、そして初めて見る人には最大の興奮を」
フランク「これまで5年間積み重ねてきたテーマを、空前のスケールで描いたすごい映画だ」
デイビッド「入場料を払うだけの価値は十分にあるよ」
クリス「特殊撮影はもちろん見ごたえがある。でも何といってもストーリーが最高に面白い」
マーティン「そろそろ終わりの時間です。後はあなた自身の目でお確かめください。案内役は、マーティン・ランドーでした」
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