「X-ファイル・サードプロモ」THE X-FILES Fan site -bellvillage bitter-

真実を解き放とうとする者と、それを隠蔽しようとする者。
両者の戦いは熾烈を極め、ついに事態は急変した。
そして今、ひとつの真実が暴かれようとしている。
しかし、そこには新たな謎が待ち構えていた。

エピソード・ガイド

オクラホマ州コナービル。
6名の若者に次々と雷が落ち、うち5名が死亡するという事故が発生した。
唯一の生存者は自動車の修理工。
瀕死の重傷を負いながら奇跡的に蘇生している。
捜査中にまたもや落雷事故が発生。
現場にはその青年の足跡が残されていた。

ミネソタ州セントポール。
占い師の目と内臓をえぐり取る殺人鬼が現れた。
第一発見者はひとり暮らしのセールスマン。
その言動から霊視能力を持っていると思われる。
男は、人の死が見えてしまうと告白。
次々と死体のありかを言い当てる。

フロリダ州イーストポイント刑務所。
ある強盗殺人犯の死刑が執行された。
2日後、その男の独房で看守が窒息し、わずか一夜で腐乱死体となる。
刑務所は監視体制を強化するが、その甲斐もなく次々と殺人事件が発生する。

オハイオ州クリーブランド。
太った女性ばかりが相次いで変死体となって発見された。
奇妙なことに、被害者の体重は生前より20キロも減っている。
死因調査のため解剖を行おうとするが、遺体は恐るべき変化を遂げていた。

メリーランド州エバンストン陸軍病院。
あるノイローゼ患者が熱湯に飛び込み自殺を図った。
男は輝かしい戦歴を誇る退役軍人。
兵士の幻覚に怯え、自殺未遂を繰り返している。
それは罪悪感が生んだ妄想か。
院内には原因不明のX線が飛び交っていた。

ワシントン州シアトル。
15歳の少女が自宅の寝室から誘拐された
その同時刻、同じ街のコーヒーショップでウエイトレスが鼻血を出して失神する。
時空を超え、2人を結ぶ奇妙な糸。
そのルーツとは、22年前の誘拐監禁事件であった。

ペンシルバニア州アレンタウン。
異星人の生体解剖というビデオを販売していた男が自宅で殺害された。
現場から逃走した男を逮捕するが、政府の圧力で釈放される。
事件の背後に暗躍する日本人。
それは関東軍731部隊の生き残りであった。

オハイオ州ラブランド。
ある小学生にキリストの聖痕のような傷が現れた。
その夜、少年の誘拐事件が発生。
意外にも、犯人は知り合いの庭師だという。
自らを「守護天使」と信じた男の死体には、奇妙な現象が起きていた。

マサチセツ州ミラーズグローブ。
害虫退治の業者が作業中に急死した。
このニュースが憶測を呼び、街にパニックが発生する。
現場に生息するゴキブリの体は未知の金属でできていた。

関連商品

書籍、コミック、CDなど、色々な商品が発売されていました。

オリジナル小説／角川文庫

ノベライズ／ソニー・マガジンズ

フォト・ストーリー・ブック／徳間書店

コミックス／徳間書店

オリジナル・アメリカン・コミックス／ごま書房

公式ガイドブック／ソニー・マガジンズ

完全ガイド／徳間書店

完全調査ブック／徳間書店

サントラ盤／ワーナー・ミュージック・ジャパン

オフィシャル・グッズ

ここでは5種類のオフィシャル・グッズが紹介されていました

TシャツA。黒地に「the truth is out there」とプリントされたTシャツ。背中には控えめに「THE X-FILES」のロゴ。
サイズは「L」のみなんですね・・・。（2,900円は、今考えるとちょっと安いかも）

TシャツB。白地に写真と「X」マークがプリントされたTシャツ。文字は「the X files」。
写真はモルスカと、タイトルバックのゆがむ顔と、「スクィーズ」で獲物を狙うユジーン・ビクター・トゥームズ氏（なにゆえトゥームズ…）

TシャツC。黒地に目っぽい写真と「X」が大きいロゴの入ったTシャツ

左胸に「THE X-FILES」ロゴの入ったジャンパー。39,000円。急に高額

ロゴの入ったキャップ。ロゴ部分はプリントではなく縫製。FILESの「L」だけ色が違うこだわりがステキ。
キャップもTシャツと同じく、2,900円。
このキャップ、実は持ってるんですが、わりとしっかりした作りなので、安い気がする…

お申し込み方法その1は、お電話ですw
受付時間をよく見ると、第1、3、5土曜日は受付してくれてたんですね。完全週休2日制になる前の時代なのか・・・

申し込み方法その2、その3では申込内容が細かく指示されています。お届け希望日時・・・希望聞いてくれるのか？

その2、その3は、FAX、そしてハガキ！
1996年だから、まだメールとかも無い時代なんですね・・・
郵便番号も3桁・・・

そして、お支払方法は・・・なんと、代金引換のみ！

振込にすると金額間違いとかのトラブルが出て手間も増えるからなんでしょうけど・・・
これ、イタズラされちゃいそうですね

バンクーバー記者会見

デイビッド・ドゥカブニー「さん」です。（日本語の「さん」付けで自己紹介）
遠い所からわざわざ来てくださってありがとう。
長い時間、お待たせして申し訳ありませんでした。

（テーブルにひまわりの種が置いてあるのを見つけて）
これはモルダーに？（笑）
「スピッツ」だね。
わかる？
（おそらく、この「SPITZ」を指している）

・・・spit（唾）のことだよ。
僕はヒマワリの種は嫌いなんだ。
食べたことがない。
（スベりジョークが多くてどこまで本当の話かよく分からない・・・）

日本での人気について
日本に行ったことがないのであまり実感がない。
自分のことではないような…とにかくピンとこない。
でも、この雑誌を見ると、僕の似顔絵があるし…通訳が大変だね。
とにかく大勢の人々に喜んでもらえて本当によかったと思ってる。

モルダーの喋り方に似てますね
今日は撮影で叫ぶシーンが多くて、声がちょっと変なんだ。
話し方は始めからこんな風だったと思う。
それに何年も続けていれば、自然と自分に近づいてくる。

あなたにとってモルダーとは？
これがデイビッドで、こっちがモルダーだね。（メモの日本語を指さして確認している）
僕にとってモルダーは最初、演ずる対象だった。
でも、番組が進むうちにクリスとも親しくなり、彼は僕の個性や長所を考慮しながら脚本を書くようになった。
つまり、モルダーの中には僕自身も存在してる。

あなたがモルダーの親友なら、スカリーとの関係にどんなアドバイスを？
私生活には干渉しない主義なんだ。
インタビュアー「友達になれると思う？」
モルダーと？
インタビュアー「ええ、彼と【デイビッド】が」

（笑）
無理だろうね。
彼は仕事人間だから、きっと遊んでもらえないよ。

インタビュアー「スカリーをどう思う？」
僕自身が？
そうだな。
ちょっと頭がよすぎるね。

脚本にも参加してますが将来は脚本家？
脚本を実際に書いたわけではなく、「原案」としてクレジットされている。
撮影に1日12時間は拘束されているので、書いてる暇はない。
僕はクリスと一緒に原案を練ったり、プロットを作る作業をした。
そのあとクリスたちが脚本を書き上げる。
僕はただ、意見を述べるだけだ。
でも、将来は書いてみたいね。
X-ファイルは無理かもしれないが。

どんな作品に出演してみたいですか？
いい作品かどうか・・・
それだけだ。
ジャンルは関係ない。
コメディであろうが、SFであろうが・・・
特に興味のある分野とか題材はない。
良い作品、いい脚本…それに尽きる。

モルダーを演ずる上で、最も気を使うところは？
X-ファイルでは毎回、不思議な現象をテーマにしている。
SFをはじめとして、あり得ないつような事件ばかりだ。
だから俳優として、最も大切なことは、作品にリアリティを持たせることだと思ってる。
出来の悪いホラー映画みたいなオーバーな演技はしたくない。

X-ファイルのスタートから現在までを振り返って
前よりは俳優として成長したと思う。
毎日スケジュールに追われていると、細部までこだわることが困難になってくる。
しかし、こだわることばかりが重要ではない。
技術的な事だって自然と身につく。
今のような厳しいスケジュールをこなすには、シンプルな考え方が必要だ。それが良い結果に結びつく。

X-ファイルはこれからどうなる？
第1作目の「序章」からそうなんだが、先のことはあまり考えずに脚本を書いていくんだ。
シリーズが進んでいっても、展開は誰にも予想できないんだ。
例えばモルダーの過去とか、父親の人物設定とかもね。
この段階では、クリスと何度も話し合った。
特にモルダーの人物設定には最初から積極的に参加した。

でも、基本的にはすべて「その場」で作ってる。
スカリーに姉がいるなんて、殺すまで分からなかった。
人がどんどん死ぬから、もっと家族を増やさないと。
インタビュアー「何が起こるか分からないと？」
僕が殺されるかも。
もし話のタネが切れたら、兄や弟ができるかもしれない。

X-ファイルの映画化は？
すべてはクリス次第だ。
もし来春、撮影を開始するなら、12月か1月には脚本ができていないと。
彼は今、別の作品も持っているから、なかなか書けない。
クリスがいつ脚本を書き上げるか。
すべて、それに掛かってるね。

お待たせしてすみません。
お会いできて光栄です。
何でも自由に質問してください。

日本での人気について
日本からもたくさんのファンレターをいただき嬉しく思っています。
いろんな国の切手がたくさん集まって、とても楽しいわ。
でも、日本での人気を知ったのはつい最近よ。
とても驚いたわ。

女優になったきっかけは？
何がきっかけで女優を目指したかはよく覚えてないけど、あるとき何かのオーディションを受けたの。
なぜ受けたかも覚えてないけど、たまたま役をもらって。
そのとき「自分がやりたかったのはこれだ」と直感的に思ったの。
ここ2、3年で一番大きく変わったのは、プライバシーがなくなったことだと思うわ。

以前は私のことなど誰も気にする人がいなかったけど、今は街を歩いてるだけで人が集まってくるの。
最初は慣れなくてとても居心地が悪かったわ。
いつも自分の感情を抑えて人々と接しなければならないし、気分が優れないときでもあまり機嫌の悪い顔はできないし…
いろんな意味で生活が大きく変わったわ。
インタビュアー「外出するとき、変装したりするんですか？」
ええ、でもムダみたい。

有名になって出来なくなったこと
（天井を見上げて少し考えて・・・）
スーパーで気軽に買物ができなくなったことかしら。

X-ファイルのスタートから現在までを振り返って
今から思うと第1シーズンは私自身も制作スタッフもスケジュールの調整に追われたり撮影手順に慣れるのに精一杯だったわ。
つまり第1シーズンというのは、方向性を探る期間だったと思うの。
だから今、当時の作品を見ると、スカリーを含めて人物設定が一面的だという気がするわ。
私自身でいえば、スカリーを手探りで演じてた時期だわ。
そのうち妊娠して、私生活でも手探りの状態が続いて…

本当の意味で役柄が掴めるようになったのは、娘が生まれたあとの第3シーズンからだと思うわ。
そのころからようやくスカリーというキャラクターが私の中で明確になり、膨らむようになっていったの。
人間的に深みを持つようになったし、最初のころに比べるとずいぶん成長したと思うわ。
作品のなかにもそれが表れていて、第3シーズンではスカリーが活躍する場面が以前より多くなってるの。

インタビュアー「つまり、スカリーが前よりもあなた自身に近づいてきたと？」
いいえ、そうではなく…
私自身もスカリーとともに成長してきたんだと思うわ。

結婚式の思い出
あの結婚式は、ちょっとした偶然から仏教式で挙げることになったの。
新年早々の結婚式だったので、どこの教会も予定がいっぱいで、知人が電話帳で捜したのがたまたま仏教の寺院だったの。
話を聞いたら空いてるということだったので、車でいろいろ案内してもらい、気に入った場所で挙式を。
結果的に、これ以上ない最高の結婚式だったわ。

インタビュアー「仏教徒というわけでは…？」
いいえ。
でも、仏教的な考え方には共鳴できる点が多いわ。

X-ファイルから受けた影響は？
私はどちらかというと超常現象や霊的なものを信じる方なので、それがさらに強まったという面はあるかもしれないけど、特に考え方が変わったとは思わないわ。
ただし、いくつかのエピソードを撮影した時にときに気分的な影響を受けたことはあるかも。
例えば夜、恐くてなかなか眠れなかったりとか…

超常現象を信じるようになったきっかけは？
よく分からないけど、自然と信じるようになってた気がするわ。
特に家庭環境がそうだったわけではないし、なぜだかはよく分からないけど子供のころからそういったものを自然と受け入れるようになってたのね。
それが年齢とともに本を読んだり、瞑想したりすることで、確かなものになったんだと思うわ。

どんな作品に出演したいですか？
映画の話はいくつか来てるわ。
とても興味があるし、これからどうなるのか楽しみね。

インタビュアー「今後、特にやってみたいと思う役はありますか？」
特定の役というより、むしろいろんなジャンルに挑戦したいわ。
もちろん、いい脚本だということが前提だけど…。

インタビュアー「脚本が良ければどんな役でも？」
ええ、それに、スタッフや監督が一緒にやりたいと思える人なら。

＜　X-ファイル・セカンドプロモ

クリス・カーター秘蔵インタビュー（FOXチャンネル）　＞