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追跡! X-ファイルIII 衝撃の真実に超接近!!

テレビ朝日系列テレビドラマ「X-ファイル」のシーズン3放映直前に放送された特別番組、「追跡! X-ファイルIII 衝撃の真実に超接近!!」のページです。
モルダー&スカリー風の捜査官が登場し、「X-ファイル・サード スペシャル」(アナサジ/祈り/ペーパークリップの3話で構成)を紹介しています。

テレビ朝日
今、我々は、ある極秘情報を入手した。
そこは、東京、六本木にあるテレビ朝日。
※ この特番は、モルダー&スカリー風の捜査官っぽい男女が、テレビ朝日に侵入して「X-ファイル・サード」に関する極秘情報を入手する・・・というストーリーです。彼らのセリフは「偽モルダー」「偽スカリー」で表しています。
テレビ朝日社内
侵入した先に存在する秘密のベールに隠された真実とは。
いてつくように胸に迫る緊張感。
微かにに臭う、スリルとサスペンスの香り。
謎が、そして秘密が今、白日のもとにさらされようとしている。
ロッカーにX-ファイルのビデオ
X-ファイルIII(サード)・・・
 
(なんだこの安っぽいIIの後ろに一本付け足したようなIIIは…)
X-ファイル タイトルバック
X-ファイル。
それは、アメリカ連邦捜査局FBIに存在するという、科学では説明のつかない未解決事件の極秘ファイルのことだ。
そしてこのドラマ、全米各地から報告される不可思議な謎に、2人のFBI捜査官が挑むミステリーサスペンスである。
ペーパークリップ
いま我々は、「X-ファイル」の最新シリーズ「X-ファイル・サード」の映像を極秘裏に入手。
スリルとサスペンスに満ちた物語が、壮大なスケールで展開するというスペシャルプログラムの情報を掴んだのだ。
シリーズ最強の謎に挑む、地球外生命体の存在、そして彼らに連れ去られた妹の行方は。
常識では考えられない想像を絶する世界。
めくるめく空想と現実。
追跡! X-ファイルIII 衝撃の真実に超接近!!
これからご覧いただく映像を信じるか否かは、あなた自身の判断に委ねたい。
 
追跡! X-ファイルIII(サード) 衝撃の真実に超接近!!
 
誰もこの真実から目を背けることはできない。

ゴールデングローブ賞

1997年のゴールデングローブ賞。アカデミー賞と並ぶ、映画テレビ界の栄誉ある賞で、「X-ファイル」はテレビシリーズ・ドラマ部門の最優秀作品賞、主演男優賞、主演女優賞の3部門に輝いた。

授賞式のキスシーン
(ファンの間では有名な授賞式でのキスシーン。発表された瞬間、ジリアンはデイビッドの顔を掴んでキスしていましたw)

受賞コメント
ジリアン「時にはお互い話さないことだってあるわ。でも、カメラがあるとね」
デイビッド「モルダーとスカリーは必ず話さなきゃならいなからね」
撮影風景
競争激しいアメリカテレビ界のドラマシリーズで、2年連続受賞の快挙を成し遂げた「X-ファイル」。
その制作には、最高のドラマを誕生させるべく情熱を注ぎ込む優秀なスタッフが集結している。
ファンと会話するデビッド
「X-ファイル」によって一躍スーパースターになったのは、モルダー役のデビッド・ドゥカブニー。
デビッドインタビュー
デビッド「他の番組と違って有名な俳優や特別な背景など何もなかった。スタッフ全員が一丸となって【X-ファイル】を作りあげたんだ」
ジリアン・アンダーソン
スカリー役のジリアン・アンダーソンも、全世界から注目される人気スターになった。
ジリアンインタビュー
ジリアン「みんなも知っているように、毎回素晴らしい作品を作りあげてるわ。特殊効果や音響・証明、そしてストーリーもスゴイし、それぞれの要素がまとまって素晴らしい番組になってるんだわ」
スカリーとモルダー
まず、X-ファイルの謎に挑む2人のFBI捜査官を紹介しておく。
フォックス・モルダー
FBI特別捜査官 フォックス・モルダースペシャリストが集結するFBIの中でも 超一流の犯罪分析官として活躍。だが、妹をエイリアンに誘拐された体験から、X-ファイルの謎に取りつかれ、スプーキー=変人とあだ名されている。
ダナ・スカリー
FBI特別捜査官 ダナ・スカリー。FBIアカデミーの医学博士である彼女は、上層部からの命令でモルダーの監視役として配属され、非現実的なものを認めるモルダーに対して、科学的実証主義で事件を追跡する。
会話するモルスカ
様々な事件に立ち向かい、ともに危機を乗り越えることで深い信頼関係を築き上げてきたモルダーとスカリー。その2人が今、X-ファイル最大の謎に直面することになるのだ。

FBIに戻った偽モルスカ
(FBIに戻った偽モルスカ)
偽スカリー「これがあのテープに入っていた映像?」
偽モルダー「テレビ朝日ではこれまでもシリーズを放送してきた。X-ファイルの魅力は認識済みだよ」
偽モルスカの会話1
偽スカリー「今回始まるX-ファイル・サードはどうなの?」
偽モルダー「今まで以上の面白さだね。でも、これを知らなきゃ」
偽スカリー「何なの?」
偽モルスカの会話2
偽モルダー「これさ!」
(何かが入った封筒を差し出す偽モル)

機密ファイルを封筒から出すモルダー(アナサジの1シーン)
それは、モルダーが入手した機密ファイルから始まる。
ディスプレイ(アナサジの1シーン)
モルダー「衝撃の真実だ」
スカリー「何なの?」
モルダー「国家機密だよ。政府が50年にわたって地球外生命体の存在を知りながら、それを隠していたことを証明する動かぬ証拠だ」
怒るモルダー(アナサジの1シーン)
モルダー「・・・なんだこりゃ。まるで意味をなさない」
 
国防総省の最高機密に近づいたモルダーとスカリーに、闇の権力者の巨大な魔の手が立ちはだかる。
内容を考察するスカリー(アナサジの1シーン)
スカリー「意味があるかもしれないわ」
モルダー「あるもんか。こんなの。タチの悪いジョークだよ」
スカリー「これは暗号よ。前に見た覚えがあるの。ナバホ語だと思うわ。父から教わったの。第2次大戦中、日本軍が最後まで解読できなかったの。この子音に特徴があるの」
モルダー「解読できるのか?」
スカリー「できるのはごく限られた人だけよ」
モルダー「探してくれ」
モルダーを問い詰めるスキナー(アナサジの1シーン)
スキナー「君がとある極秘ファイルを受け取ったという噂がある」
モルダー「何のことかわかりません」
スキナー「モルダー、聞きたまえ。話はまだ・・・」
スキナーを殴るモルダー(アナサジの1シーン)
ボコッ
 
(しかしモルダーは、取り押さえられてしまう)
取り押さえられるモルダー(アナサジの1シーン)
スキナー「まだやるつもりか、モルダー! どうなんだ!」
クリス・カーター捜査官(アナサジの1シーン)
捜査官(?)「君の本来の任務は彼の監視だったろう?」
 
※ 制作総指揮のクリス・カーターが出演しています
質問にこたえるスカリー(アナサジの1シーン)
スカリー「はい、そうです。X-ファイル絡みの事件で、彼の捜査が妥当なものであったかどうか、報告書を出してきました」
捜査官「ありのままを書いてきたか?」
スカリー「私をお疑いですか?」
問い詰める捜査官(アナサジの1シーン)
別の捜査官「後ほど、モルダーを懲罰審問にかける予定だ。その際、君が故意に彼をかばっていたような事実が分かれば、君も同様な処分の対象となる」
スカリー「どんな処分でしょうか?」
こたえるスキナー(アナサジの1シーン)
スキナー「懲戒免職だ、スカリー捜査官」
ウォルター・スキナー
FBI副長官 ウォルター・スキナー
2人の直属の上司である。
X-ファイルの重要性を認めるスキナーは、権力者の圧力から2人を擁護してきたが、極秘ファイルの存在を知り、謎めいた行動を開始する。
スカリーに「話がある」と伝えるスキナー
スキナー「スカリー、早く乗れ! 話がある。大事な話だ!」
スカリー「どこ行くんですか?」
スキナー「2人だけで話せる場所だ」
スキナーを背後から狙うスカリー
(モルダーの部屋に着く)
スカリー「後ろを見ないで。両手を私の見える位置に。振り向くと頭を打ち抜くわよ。脅しじゃないわよ。なんなら試す?」
スキナー「頭を冷やせ、私は味方だよ」
 
(しかし・・・)
会話するスキナーとCSM
シガレット・スモーキング・マン(CSM)「テープのことを聞いてみたか」
スキナー「彼女は持ってない」
CSM「彼女が言ったのか?」
スキナー「ああ、嘘とは思えない」
たばこを吸うCSM
CSM「そう。それは残念」
謎の男 スモーキングマン
謎の男 スモーキングマン
国家的陰謀の絡んだX-ファイル事件に必ず現れるこの男は、秘密組織の人間だった。
CSM
CSM「確かにミスでした。修正しますよ」
ウェル・マニキュアド・マン(WMM)「どうやってだ? 誰を使うつもりか聞こうか。懲りずに間抜けな殺し屋を使うつもりかね」
CSM「彼らはプロフェッショナルだ」
 
そして、スモーキングマンはモルダーの父と、ある過去を共有していた。
モルダー父を訪ねるCSM
CSM「やぁ、モルダー」
モル父「何しに来たんだ」
CSM「大事な話があってね。例によって我々は全てを否定する。そんな極秘ファイルなるものは、どこにも存在しない、とな」
モルダー父
モル父「私の名前も記されてる」
CSM「ファイルはもちろん暗号化されている。解読には時間がかかる」
モル父「私が関わっていることが知れたら・・・」
CSM「あんたはタフな男だ。よくわかってるよ。だが、あえてこれだけは忠告させてくれ。全てを否定しろ」
スキナーとCSMの会話
(スキナーのオフィス)
スキナー「君が探している例のテープの所在がわかったよ」
CSM「君が突き止めたのか?」
スキナー「あぁ・・・」
 
スキナー副長官に圧力をかけ、モルダーたちの行動を妨害する男たちは何者なのだろうか。
スキナー
スキナー「いや、オタクたちのやり口は十分承知してるよ」
CSM「だったら、出すぎた真似はしないことだな。自分の分をわきまえることだ」
起きたモルダー
(モルダーの部屋にスカリー訪ねてくる)
スカリー「ノックしたのに返事が・・・」
(慌てて起きるモルダー)
 
追いつめられていくモルダーとスカリー。
だが、2人とともに機密ファイルの謎に迫ろうとする、勇気ある協力者たちが登場する
スカリー
スカリー「価値があるかよ。あたしたちの全てを犠牲にするだけの」
モルダー「そんなこと、解読してみなきゃわからない。知りたきゃ早いとこ、あれが読める人間を探しゃいいだろ」
スカリー「1時間後にある人と会う予定よ。ナバホ族の人で、その人なら・・・。それより、私が欲しいのは、私たちが正しいことをしているという保証よ。どうなっても後悔しないための」
アルバート・ホスティーン
ナバホ族の男 アルバート・ホスティーン
ナバホ語に暗号化された機密ファイルを解読する男、アルバート。
勇気ある男の行動が、モルダーを衝撃の真実に導いていく。
アルバートの家
(アルバートの家にて)
スカリー「この人はアルバート・ホスティーン。ファイルを解読してくれてるわ。アルバートは大戦中にナバホ暗号班にいたの。機密文書の暗号化を手伝っていたわ」
モルダー「どうして彼を?」
スカリー「ある人に紹介されて。でも、あなたの来るのを知ってたの」
アルバート「先週、予告を感じた」
会話するモルダー親子
(モルダー父の家にて)
モル父「フォックス・・・」
モルダー「父さん・・・」
モル父「お前は自分の信念を、決して曲げようとはしない。己の信念に従い、何事にもぶつかってきた。そんなお前が羨ましい」
モルダー「国務省時代の仕事で何かあったの?」
モル父「やがてはお前にもわかるはずだ、フォックス」
息絶えるモル父
だが、真実に迫ろうとするモルダーは、愛する者の死という大きな犠牲を払うことになる。
モル母を訪ねるモルダー
(モルダー母の家にて)
モルダー「こいつら誰なんだ・・・」
モル母「昔のことだから・・・」
モルダー「ぜひ思い出してほしいんだよ」
誘拐されるサマンサ
モル母「一体何が知りたいというの?」
モルダー「サマンサのことと関係がある。彼女の失踪に関係があるんだよ」
 
モルダーの心に深く残る妹サマンサの失踪の記憶が、命懸けの真相追求にモルダーを駆り立てる。
ローン・ガンメン
モルダーが信頼する地下組織 ローンガンメン
政府が行っている数々の隠蔽工作など、国民に明かされることのない真実を探り、監視している3人の男たち。
会話するローン・ガンメン
(モルダーの部屋にて)
フロヒキー「尾行はないようだ」
モルダー「誰が君らをつけるんだ?」
バイアース「影の政府の秘密機関だ。名前はガーネット」
ラングリー「その実態は、プロの殺し屋集団だ」
モルダー「今度はまたどんなイタズラをしたんだ」
モル父の写真
(ローンガンメンのアジトにて)
モルダー「この左から2番目が父だ」
バイアース「これはいつの写真?」
モルダー「1973年頃だ」
写真を覗き込むローン・ガンメン
バイアース「なるほどね・・・。ラングリー、見てみろ」
スカリー「何? 知ってる顔でもあった?」
バイアース「第2次大戦直後のプロジェクトでペーパークリップ作戦ってのを聞いたことは?」
会話するローン・ガンメン2
モルダー「悪魔との取引だ。政府はその知識の提供と引き換えに、ナチの戦犯科学者たちに恩赦を与えた」
クレンパー博士
ラングリー「この男なら知ってる。ビクトル・クレンパーだ」
バイアース「悪魔の所業を成し遂げたという点では、こいつの方が上だね」
こたえるラングリー
スカリー「何をしたの?」
ラングリー「ユダヤ人への人体実験。ありとあらゆる方法で彼らを虐殺したんだ。科学の名のもとに」

窓にXマークを貼る偽モルダー
(窓に「X」のマークを作る偽モルダー)
「X-ファイル・サード」に登場する重要人物たちを突き止めた2人は、謎の情報提供者から 驚くべき極秘情報を受け取ることになる。

撮影風景
ところで、我々にとっての最大の情報提供者は、「X-ファイル」のモルダーとスカリーである。
デビッドインタビュー
デビッド「今までより軽快なタッチのエピソードが多いんじゃないかな。話自体がかなりの力を持っていて、みんなが楽しむ前に僕らが楽しんで創ってるよ」
ジリアン撮影風景
(遺体役の足に手袋をはめて遊ぶジリアン)
ジリアンインタビュー
ジリアン「モルダーとスカリーの関係は、時間の経過とともに深まってる。お互いに命を助けあったり、危機に陥ったり、一緒に困難を乗りこえることで信頼し尊敬し合うようになるの」
ミッチ・ビレッジインタビュー
ミッチ「デビッドは本当に・・・いいヤツだ!本当に楽しいんだよ」
一緒におちゃらけるふたり(一緒におちゃらけるふたり)
一緒におちゃらけるふたり2デビッド「楽しくやってるよ」
ミッチ「その通りだ」
犬と会話するデイビッド
デビッド「君はモルダーの犬の役をしてるけど、セットにずっといて活躍してるって、どんな気分?」
カメラを覗き込むデイビッド
新たなチャレンジを忘れない。それが「X-ファイル」の面白さの秘訣だ。
クリスカーターインタビュー
クリス「優秀なスタッフと作家によって【X-ファイル】は支えられている。皆でアイディアを出し合っては削除して・・・また足して。それでオリジナリティあふれる番組が創れるんだ」

ファイルを見つけるモルスカ(ペーパークリップの1シーン)
そして我々は「X-ファイル・サードスペシャル」の真相に、いよいよ接近することになる。
シールをはがすとフォックスの名前(ペーパークリップの1シーン)
スカリー「それ、妹さんのファイルね?」
モルダー「ああ」
スカリー「何を探してるの?」
モルダー「わからない」
 
モルダー「! これを見ろ、スカリー。最初は僕の名前になってる」
スカリー「でもどういうこと?」
UFOを見上げるモルダー(ペーパークリップの1シーン)
君たちはまだ「X-ファイル・サードスペシャル」の魅力の全てを掴んだわけではない。
衝撃の真実が隠された機密ファイルを巡って、信頼する味方は敵になり、恐るべき敵は味方にもなる。
登場人物が織り成す疑惑に満ちたゲーム。
ついに目の当たりにする。

制作著作 テレビ朝日
そして、「X-ファイル・サードスペシャル」を楽しむなら、ひとつだけ忠告しておこう。
 
誰も信じるな。
 
全ての真実は、君たちが見ることで、明らかになる。
偽モルダーの会話1(偽モルダーに電話がかかってくる)
偽モルダーの会話2(お前、ニセモノだろ・・・!)
偽モルダーの会話3
偽モルダーの会話4
偽モルダーの会話5
偽モルダーの会話6(いや、この特番でけっこう見せてくれてるけど・・・)
偽モルダーの会話7(モルダーの真似して「Answer me!!」って言ってます)
偽モルダーの会話8
偽モルダーの会話9(そらそうやろ。その番宣なんだから)
コピー機(コピー機からガシャコンと1枚出てくる)
X-ファイルIIIスペシャル
END
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